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株式会社東芝(とうしば、英称:TOSHIBA CORPORATION)は、大手総合電機メーカー。大手電機8社(日立製作所、パナソニック、東芝、三菱電機、ソニー、シャープ、NEC、富士通)の一角。重電8社(日立製作所、東芝、三菱電機、富士電機、明電舎、日新電機、ダイヘン、東光高岳)の一角。また、大手重電3社(日立製作所、東芝、三菱電機)の一角。半導体メーカー国内最大手。売上高で、日立製作所に次ぐ総合電機メーカー第2位。 == 概要 == 東芝は製品の製造からサービスに至るまでの間に、多岐に渡る子会社や関連会社を形成しており、東芝グループの中核に位置する巨大企業である。 東芝の事業は家電や半導体などの他にも、重電機、軍事機器、鉄道車両などの重工業分野にも事業展開をしており大手重電4社(日立製作所、パナソニック、東芝、三菱電機)の一角と呼ばれ、世界的知名度を誇っている。また、、長きにわたり総合電機2強として業界をリードしている。 冷蔵庫、洗濯機、掃除機、電子レンジ、炊飯器など家電製品の国産化第1号の製品が多く(電子レンジと炊飯器以外は1930年代に開発された)、白物家電の日本におけるパイオニアである。 2015年に発覚した不正会計事件を引き金に、2016年現在は経営危機に陥っており、1万人の人員削減や不採算事業撤退といったリストラを行っている。不採算事業である家電、パソコン、汎用半導体からはほぼ撤退し、発電などの「エネルギー事業」と、フラッシュメモリの「ストレージ事業」に注力する方針であると報道されている。経営再建の切り札として、医療機器事業の売却協議が進められている。 2016年3月期決算で7100億円の連結最終赤字を見込んでいるが、買収した米原子力大手ウェスチングハウスののれんの減損処理が加わった場合、2009年3月期連結決算で日立製作所が計上した7873億円の最終赤字を抜いて過去最悪の赤字額になる可能性がある。自己資本比率は10%を大幅に下回っており、リストラと事業売却をしなければ経営破綻寸前という状態である。株主への配当中止、株価の下落、格付けの低下など、深刻な状況が続いている。 東芝は、三井グループの構成企業であり、二木会(三井グループ傘下各社の社長会)・月曜会(三井グループ各社の役員間の相互親睦と情報交換を目的とする会合)・三井業際研究所・綱町三井倶楽部に加盟している。 ブランドタグラインは「 Leading Innovation>」(2006年10月2日制定)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東芝」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Toshiba 」があります。 スポンサード リンク
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